FSワークスμ(東芝テック)

POS専用機でありながら、飲食店向けに進化・改良された機種である東芝テックのFSワークスμについて、システムの仕様や特徴、費用、サポート、導入例、販売元の会社情報などをご紹介していきたいと思います。

POS専用機を飲食用に改良、東芝テックのFSワークスμについて

東芝テックのFSワークスμは、小売店全般向けに製造されるPOS専用機を、飲食店向けに進化・改良させたものであり、外観的にはスーパーやコンビニなどで見かけるPOS専用機が、小型省スペース化された感じと言えば分かりやすいかと思います。

レジに設置するハードウエアは3つの機種から選べるようになっており、キーボードやカードリーダー、レシートプリンタ、キャッシュドロアが一体化したスタンダードタイプのWILLPOS-Mini、タッチパネル方式のWILLPOS-Touch、そしてWILLPOS-Touchをより省スペース化したWILLPOS-Liteがラインアップされています。

なお、ホールなどで使用するハンディについてはFSワークスμ専用のものは付属しておらず、東芝テックがラインアップしている「POS周辺機器」から店舗の形態やニーズに合わせて適したものを選ぶ方式となっています。

専用機ならではの充実した機能

POS専用機をベースとしているため、会計や集計といった基本的な機能はもとより、メニューやフロアレイアウトなどの設定、本部システムや既設店舗のPOSシステムとの混在利用まで対応が可能です。
また、ポイントカードの点数をレシートに印字したり、次回○○円引きや○○無料サービスといったクーポンのプリントアウト機能も。さらに、99日間分のレポートを保持でき「過去○週間の○曜日の特定時間のメニュー出数平均」といった分析にも活躍します。

価格は要問合せ

気になるコスト面については、ホームページ上では公開されておらず、要問い合わせとなっています。POS専用機をベースとしているシステムゆえに、店舗の規模やシステムの形態に応じて、使用する機器類の選択も含め、個別見積もりとなるのではないかと推測されます。

セキュリティとサポートについて

ユーザー自身がパソコンを接続することで、保守・メンテナンスができる旨が記載されていますが、その詳細はセキュリティに関する項目だけあり、非公開となっているようです。
サポート体制については、全国約130か所のサービスネットワークを構築しているとの訴求があり、さすがは天下の東芝グループといった所です。ただ受付時間は平日8:45~18:00となっているため、土日祝日や夜間の対応については確認しておいた方がよいでしょう。

なお、導入事例に関しては、ホームページ上では導入実績数や実際に導入された店舗の紹介などは特に記載されていませんでした。

以上を総合すると、東芝テックのFSワークスμはどちらかというと、チェーン店やフードコートといったビジネス規模で展開している飲食店に適したPOSシステムと言えます。単独店舗や数店舗を展開といった規模には、ややオーバースペックと言えるかもしれませんが、高性能POSシステムであることは紛れもありません。コストと機能の兼ね合いによっては、検討する価値は十分にあります。

販売元会社情報
会社名 東芝テック株式会社
所在地 東京都品川区大崎1-11-1(ゲートシティ大崎ウエストタワー)
設立 1950年(昭和25年)
公式サイト https://www.toshibatec.co.jp/