店舗に合った選び方

飲食店にPOSレジシステムを導入する際、数多ある製品やシステムからどのように選ぶべきかについて、ポイントや注意点をご紹介していきたいと思います。

飲食店のPOSレジシステムの選び、そのポイントとは?

飲食店のPOSレジシステムの選び結論から先に言ってしまいますと、飲食店にPOSレジシステムを導入する際には、お店の規模や業務形態、従業員数、客席数、繁忙具合といったお店側の要素と、システムが備えている機能や利便性、使いやすさ、セキュリティ面、そして導入コストとランニングコストといった要素を総合的に判断して選ぶべきです。

飲食店用のPOSレジシステムの場合、数店舗展開しているという事業規模の店が、本来数百店舗を展開しているような事業規模向けのシステムを導入してしまっているというケースも少なくありません。逆に、客席数50席規模クラスのお店が、10席程度のお店向けのシステムしか導入しておらず、業務の非効率化を招いているケースも多々見受けられます。

適切なPOSレジシステムの導入は、業績向上に直結すると言っても過言ではありません。このことを心に留め置いてください。

なお、当サイトでは、飲食店での実績が豊富なPOSを比較し、ランキングにまとめたページを設けています。こちらもぜひ参考にしてください。

店舗が抱える問題点、必要な機能は何かを見極める

では具体的に、POSシステムを選ぶポイントについてです。その筆頭といえるのが、POSレジシステムの機能と、業務内容との兼ね合いです。

例えば、注文ミスや配膳ミス、会計ミスが多いというケース。手書き伝票方式で多発しているなら、POSレジシステムとオーダー端末の導入により、大幅に改善することができます。またオーダー端末を導入しているのに起きているというケースでは、端末の操作性や使いやすさに問題があると考えられ、より使いやすい端末システムへの変更で改善が望めます。

こうした店舗が抱えている問題をまずは洗い出し、その上でこれらの問題を解消してくれる機能は何か、その機能を備えた製品はどれかという観点で製品を選ぶべきです。

不要な機能はコストの無駄に

逆に、POSレジ専用機の場合に多く見られるケースでは、そのお店に必要ない機能まで備わった製品を選んでしまっているというケースです。そもそもPOSレジ専用機の多くは、小売店全般向けに設計されているものが多いのが現状です。

例えば棚卸管理やECサイトとの連動機能、バーコードリーダーといった機能は飲食店には不要な場合がほとんどです。不要な装備がある製品を導入するのはそれこそ経費の無駄遣いです。機能と必要性を十分に吟味した上で選んでください。

初期費用だけでなく、長期的な視点でコストを考える

POSシステムを選ぶ際、導入コストの安さだけで判断するのは間違いです。POS専用機の場合とは逆に、タブレット型POSでよく起こりがちなことですが、目先の安さだけにとらわれると、結局は高くつくということが起こりがちです。

例えば、タブレットタイプのPOSは、初期費用の安さが魅力ですが、売上集計など一般的な機能しか備わっていない場合がほとんど。飲食店で求められるオーダーシステムとの連携や本部機能との連携には、機器を買い足したりアプリやソフトを追加しなければならないケースが多いのが現状です。

また、初期費用だけではなく、アプリやシステムの月額使用料が別途必要といった場合も少なくありません。

導入費用は多少かかったとしても、飲食店で求められる機能が初期費用に含まれたタイプのもので、なおかつランニングコストがより安価なものを選んだ方が、長い目で見ればお得と言えます。

セキュリティ面は軽視できない

さらに付け加えますと、セキュリティ面でも考慮が不可欠です。新聞やニュースなどで目にする顧客情報流失事件などは決して他人事ではありません。

例えば、端末にこれらのデータが蓄積されるタイプの製品であるならば、どのようなプロテクトがかけられるのか確認しておく必要があります。

より安心なのはクラウドタイプで、データがネットサーバー上に蓄積され、端末にデータが残らないタイプです。万一、端末を紛失したり盗難に遭った場合でも、そこからデータを盗まれるリスクは少ないと言えます。

POSレジシステム選びの際は、これらの要素をよくよく吟味した上で、選ぶことが賢明です。